おこげとぎょうざ|尽きない探究心とチャレンジ精神

お店は船で、僕は船長!

今回ご紹介するお店は、

粋なご主人が舵をとる、戸塚の名店「おこげとぎょうざ」さんです!

「お店は船で、僕は船長だから」と笑顔を見せる店長の岩村郁雄さん

両親から譲り受けた商売の感覚とグローバルな視野

岩村さんの父親は、戦後、中華料理店「大雅飯店」を創業。

全国に13店舗を構えるほど、料理人兼経営者としての勘は鋭いものがあったそう。

そんなお父様の教えは、大学へ進学し(岩村さんは食品化学を専攻)、卒業後は渡米し一人武者修行に出るということ。

ヒルトンホテルのキッチンでバイトをしながら学校へ通い、親戚が経営するスーパーマーケットを手伝うなど、アメリカで修行すること2年。

その後はバックパッカーとしてヨーロッパへ渡り、各地で刺激を受けながらそれぞれの文化やニーズを吸収し、その当時はまだまだ少なかったお寿司の宅配や、スープやサラダをメインにしたお店のビジョンが浮かんでいたそうですよ♪

今や、どちらも世界的に展開されていますよね!

帰国後は、中華料理人として「大雅飯店」での修行の日々

2000年に戸塚で「おこげとぎょうざ」を創業、独立した岩村さんですが、それまでは父親の「大雅飯店」を二人の兄と共に支え、日本各地にある支店をまわり中華料理人としての腕を磨いたそう。

支店はビル内の店舗が多く、コンクリートの無機質な壁と低い天井の調理場で仕事をしてきたこともあり、独立する際は天井が高く木目調のインテリアが夢だったといいます。

路面店での出店が叶い、ログハウスのようなアットホームなお店が完成しました!

BGMはカーペンターズ。和みますね~♪

奥様と二人三脚で築いた個性溢れるお店

おしどり夫婦の岩村さんご夫妻♪

記憶に残る「おこげとぎょうざ」というお店の名前は、奥様の提案なのだとか♪

もともとは餃子専門店にしようと考えていた岩村さんですが、一部の中華料理店でしか提供がなかった「おこげ」を看板商品にするのはどうか?との奥様の案を受け、おこげと餃子をメインにした今のスタイルが出来上がったんだそうです。

「自家製無添加おこげ使用の豚バラ柔らか煮おこげ」は、【とつかブランド】にも認定されています。

無添加なものを意識しながら、ご夫婦二人三脚で様々なオリジナルメニューを考案し、イベントのコンテストに出品したり、お祭り時にはお二人揃って出店・販売をしていて、いつ見ても仲良し♪

本当に羨ましいかぎりです!

こども食堂を支援。餃子100個の寄付を

戸塚診療所2階で不定期の土曜日に開催されるこども食堂。

地域のボランティアさんや店舗など、多くの善意や寄付で開催され、子どもの孤食や貧困を助けるための活動です。

岩村さんはこども食堂が始まった2年前から活動を支援し、開催時には餃子100個の寄付をしているのだとか♪

夢は、奥様との世界一周旅行

H30年1月から、月曜日火曜日を定休日に。

休日はパソコン教室に通っているという岩村さんは、そのことについて「ボケ防止だよ^^」なんて照れくさそうにお話しされていますが、お店のメニュー類は岩村さんの自作なんです!

お二人の娘さんもご結婚され、これからは奥様といろんなところへ旅行に行きたいなと語る岩村さん。

愛情たっぷり、手作り餃子とおこげが自慢の美味しい中華料理屋さんです。

 

おこげとぎょうざ

横浜市戸塚区戸塚町3597ー4

045ー866ー0343

 

ほのぼの商和会事務局 上野(こまちぷらす)