戸塚で“間違いない焼肉”を届ける店主「おみさん」のこだわり

戸塚で“間違いない焼肉”を届ける店主「おみさん」のこだわり
戸塚駅からほど近い場所にある「焼肉屋ヒノモト」。
「ここに来れば“間違いない”と思ってもらえる焼肉屋にしたい」――そんな想いから、このお店は誕生しました。店主のはやし・ただおみさん(通称:おみさん)は、肉のプロとしての経験を生かし、地域の家族連れやお肉好きの人たちが安心して楽しめる場所をつくりました。カウンター席もあり、1人焼肉も大歓迎。幅広い世代が心からお肉を楽しめる空間です。

「日の本」──名前に込めた想いとお店の誕生ストーリー
「ヒノモト」という名前には、“日本の国産和牛を届けたい”という想いが込められています。
最初にオープンしたのは、鉄板焼きのお店「ブッチャー」。子どもが生まれたことをきっかけに、地元の戸塚で出店しました。最初は焼肉屋をやるつもりでしたが、良い物件が空いておらず、鉄板焼きというスタイルで営業していたそうです。そこから時が経ち、良い物件との出会いから、2店舗目として「焼肉屋ヒノモト」が誕生しました。


黒毛和牛のメス牛だけを扱う
ヒノモトでは、なんと黒毛和牛のメス和牛のみを取り扱っています。
「オス牛は脂が多く味が薄い。でもメス牛は脂の融点が低く、口の中でサラッと溶ける。味も香りも全然違うんです。」とのこと。中でも「飲める上赤身肉」は、訪れた人の多くが注文する看板メニュー。柔らかく旨味が濃く、肉本来の味わいをしっかり楽しめる一皿です。

家族で楽しめる特別な焼肉体験:上赤身からカルビ、サーロインまで
お客様の多くは家族連れ。日曜日にはほとんどのテーブルにお子さんがいるという温かい雰囲気も、ヒノモトの魅力のひとつです。
「お子さん連れの方にも、良いお肉を手頃に食べてほしい」と語るおみさん。黒毛和牛のカルビはなんと1,000円以下で提供されています。さらに、和牛リブロースの焼きすきや焼きシャブ(2,000円)も人気。しっかりとした旨味を味わうことができます。


解体から熟成までを極めた肉職人のキャリア
父親が、精肉工場に勤めていたということで、小さい頃からお肉が食卓にあり、週末は家族で焼肉を楽しむことも多かったそうです。「両親がこだわりを持っていて、いろんなお店に連れて行ってくれた。それで自然と肉が好きになった」と語ります。

その後おみさんは東京中央卸売市場で約5年間、牛の解体のお手伝いや営業など幅広く経験。その後、精肉店併設の焼肉屋で熟成技術を学び、恵比寿のジンギスカン店やすき焼き屋でも経験を積みました。「いろんなお肉の扱い方を見てきたことで、今の仕入れや調理の基礎になっている」と語ります。1店舗目のブッチャー(Butcher=お肉をさばくの意味)という名前も、そんな経歴に由来しています。


開店当初の苦労と、支えてくれたお客様たち
開業当初、2階に料理を運ぶエレベーターが構造上設置できずに、階段を駆け上がって料理を運ぶ日々だったと、おみさんは笑って振り返ります。「“お願いしまーす”って声を張り上げながら、伝票を落として。落ちてきた伝票を厨房の人が取りに行ってましたね(笑)バイトの面接で”階段かけ上がれる?”とか聞いてましたね。今ではセルフオーダーを導入し、より快適になりましたが。当時は大変でした。」

これからの夢:戸塚で“お肉フェス”を
「いつか柏尾川沿いとかで“お肉フェス”をやってみたいですね。地元のお店が集まって、みんなでお肉を楽しめるようなイベントをやれたら楽しいですよね。」
地域とともに成長してきたヒノモト。

今回の取材で、焼肉を通じて戸塚のまちをもっと盛り上げたいことが伝わりました。「特別な日じゃなくても、いいお肉を食べてほしい」。そんな思いを感じました。おみさんの情熱が詰まった一枚の肉には、技術と経験が宿っています。戸塚で一人でも家族でも楽しめる“間違いない焼肉”を味わうなら、まずはヒノモトへ。

大衆焼肉ヒノモト
横浜市戸塚区戸塚町4790森ビル102
045-864-0290
https://hinomoto.owst.jp

ほのぼのライター うきょう