3月12日(火)のトツカデー。
横浜移動サービス協議会様のご協力を得て、
「バリアフリー研修・探検」のワークショップを開催しました!
前半の1時間は座学。
社会福祉法人ひかり 後見的支援センター 宮坂様 松岡様から、ボランティアとは。自立と依存。ADL(日常生活行動)とQRL(生活の質)。意思決定、意思確認についてのお話がありました。
障がいのある方(横浜移動サービス協議会の方)から、ご自身の体験や感じたことを直接お話を聞かせたいただきました。
視覚障がいの人を誘導するときのポイントや、車いす介助する時の留意点を教えていただきました。介助する人の安全の確保も忘れてはいけない大切なポイントです。
後半の1時間は商店会へ出て探検です。
アイマスクを付けて、白杖を使ってオセアン広場の廊下や階段をペアになって、視覚障害の人の疑似体験と誘導する役になって体験しました。
目で見て確認できないと室内の移動であっても恐怖感があります。
誘導する人は、少し前を歩き、肘を持ってもらい誘導する。「段差があります」などの言葉かけも大切です。
次は、オセアン広場から出て、ペアになって車椅子で商店街を探検です。
中華料理 華香閣さんと美容室フィックスさんにご協力いただきました。
まず、道路を車椅子で移動しました。普段は気が付かなかった道の傾きや、車がぎりぎりの幅ですぐそばを通ったり、危険だなと思うところがいくつかありました。
中華料理華香閣さんを探検します。
入り口に3段の階段があります。車椅子のままでの入店は困難です。5人で車椅子ごと抱えて店内に入りました。店内では車椅子を使っての移動は大丈夫です。入口の階段が大変でしたが、「何かお手伝いできることはありますか。」と声をかけてくれる人がいて、手伝ってくれたら、店内に入れます。周りの人のほんの少しの勇気と声掛けで可能になることがたくさんあると思いました。その点は、華香閣さんは優しく元気な店員さんがいらっしゃるので安心です。
美容室フィックスさんを探検します。
フィックスさんは、車椅子のお客様もご来店されているそうで、持ち運びできるスロープが用意されていて、車椅子での移動もスムーズです。ハード面もソフト面も優しい素敵なお店です。
車椅子での探検が終了したら、その後はONE FOR AII YOKOHAMA に集まって、感想、反省を話し合って、アンケート記入と終了証の授与をしていただきました。
貴重な体験ができました。
今まで気が付かなかったことを知る良い機会となりました。
16人の参加者さん皆がケガや事故もなくバリアフリー研修・探検を終了しました。お疲れ様でした!
横浜移動サービス協議会の皆様、参加者の皆様、ありがとうございました。